近藤悠三 ペルシャ古陶村にて制作
         柘榴染付陶板額

額の大きさ 横41.3cm たて35.0cm

¥120,000

人間国宝・近藤悠三先生の京都市立美術大学・学長を務めていた昭和42年(1967年)65歳時の制作作品

ペルシャ(現在のイラン)に昔と同じ手法で陶器を制作している窯が在ると云う情報を得て、現地に赴き作品を制作しました。

滞在中は現地の日本大使館の全面的協力の下で一窯制作しています。

作品の制作には成功しましたが、その後船便で日本に作品を届ける際に、現地の運送会社の梱包が悪く日本に届いた時にはその多くが破損していました。

日本を出発する前から、ペルシャで作陶した作品は東京・日本橋三越にて発表展覧会が企画されており、多くの作品の破損に近藤悠三先生はたいへん困惑したと伺っています。

これはその稀少な作品の一つです。

陶板の裏面:ペルシャ古陶村にて造る 悠