胴径8.8cm 高さ7.8cm
¥147,000
人間国宝・近藤悠三先生の稀少な香炉です。
「香炉はその家の主人を代表して床の真ん中に位置するものだから気を入れて制作する」と語りました。
昭和20年代(近藤悠三先生が40歳代中頃)の作品。
かつて、「ワシは染付の技法で重要無形文化財技術保持者に認定して頂いたけれど、轆轤の技術で認めて頂きたかった。」と語ってくださいました。
それ程に磁器轆轤に自信をお持ちでした。
この白磁の宝珠のような香炉は、最初から白磁で行こうと心して制作しています。どこにも絵付けを施す事が出来ません。
三つの足は、付けたものでは無く削り出しています。
火屋は京都の彫金家・加藤宗巌(かとう・そうがん)さんです。近藤悠三先生と交流が厚く香炉の形を活かす作品を制作しています。(雲肉彫銀火屋 宗巌作)