直径30.8cm 高さ6.7cm ¥750,000

人間国宝・近藤悠三先生の晩年に制作した傑作です。

唐代の詩僧・寒山の詩を純金を筆に取り揮毫しています。

身著空花衣(みにくうげのころもをきて)
足躡亀毛履(あしにきもうのくつをはく)
手把兎角弓(てにとかくのゆみをとり)

擬射無明鬼(むみょうのきをいんとす)

存在しないものを身にまとい、ありえない道具で、人間の根源的な無知や煩悩を射抜こうとする

その逆説的な表現に、深い精神性が込められています。

·  Wearing robes of illusory flowers,

·  Treading in shoes of tortoise hair,

·  Holding a bow of rabbit horns,

·  I aim to shoot the ghost of ignorance.


近藤悠三 山寒山詩金彩皿