清水比庵・矢部犀洲 窓日彫六角茶櫃

経 36.0cm*31.0cm 高さ13.2cm

御売約済

清水比庵先生から唯一人木彫作品の制作を許され、「窓日彫」の命名を頂いた矢部犀洲先生の作品。

稀少な六角の茶櫃。 
茶櫃は本来は茶道具を中に収める器物ですが、小物入れとしても楽しめます。

「菊の咲き 山茶花の散り 家々のおなじようなる
 村居なるかも 比庵」


横には陶淵明の漢詩を彫っています。
「採菊東籬下 悠然見南山 八十一比庵」

家の東側の垣根の下の菊を手折った。
垣根の外を眺めると、そこには南山が見える。

ゆったりとした気持ちですごしていると、ふと見えた景色が新鮮に心に映ることもあるようです。

矢部犀洲先生は窓日彫制作の為に送った原画を見事に木彫化しています。