たて196.5cm 横81.cm
¥180,000
この作品は清水比庵作品としてはたいへん特異なものです。
私は歌詠みと自負していた清水比庵にとって、自分以外の同時代の他者が創った歌を揮毫する事は滅多とないことです。
養護学校に通う少女が小学校三年生に成って、やっと自分のランドセルが背負えるようになった悦びの気持ちを詩にしています。
これに感動した比庵先生は全紙6枚を使用して少女の気持ちに寄り添って大書しています。
この作品に感動した当時の米国タッパーウェア日本支社長が買上、その後にアメリカに持ち帰っています。
この作品は日本に残る貴重な一枚です。