小野竹喬 嵯峨日記
掛軸の大きさ:たて192.5cm 横33.6cm 晩年に松尾芭蕉「奥の細道」の心中を絵画に表現して世に問うた小野竹喬は蕉風の世界に心を寄せていました。 この作品は芭蕉が弟子の去来の落柿舎(らくししゃ)に遊んだ折の嵯峨日記の一説を識しています。 「落柿舎」の名の元になった干柿を描き添えています。 元禄四辛未(元禄四かのとひつじ)西暦1691年 卯月(うずき:旧暦の四月現在では四月下旬から六月上旬)