加賀尾秀忍 色紙「長春富貴」
色紙サイズ 横24.2p たて27.2p
¥10,800
加賀尾秀忍師(1901〜1977)は岡山県真庭市に生まれ、後年に岡山県井原市の真言宗寺院・宝蔵院を任された僧侶です。フィリッピンに在るモンテンルパ刑務所に戦犯として収監されていた旧日本兵の祖国への解放を訴えて尽力を注ぎました。
その様子は「モンテンルパの父」と詠われました。歌手・渡辺はま子さんと共に広く日本中に終戦の後も外地で戦犯として捕らえられている日本人の存在を世に知らせました。
この活動の中で生まれた歌「ああモンテンルパの夜は更けて」は当時大ヒットしました。
この色紙は加賀尾秀忍師の生前の直筆で色の濃淡の巧く活かして牡丹を描き、長春富貴と揮毫を添えています。