日本文学色紙全集
昭和四十三年刊行
芥川龍之介
「不見萬里道 唯見萬里天」
大正四年・東京帝国大学在学中に撮った写真の裏に書かれているもの。この年に「羅生門」を発表しています。
夏目漱石
「風吹碧落浮 雲盡月上東 山玉一團」
風は碧落を吹いて浮雲尽き、
月は東山に上りて玉の一團のごとし
川端康成
「成事不説」 済んだことは語らない
明治・大正・昭和の日本文学に偉大な足跡を残し、今も私たちの心に多くの感動を齎している作家25名の色紙を巧芸印刷により完璧に復元しています。
それぞれが畳紙(たとうし)に包まれて、解釈文が添えられています。
作家の個性が汲み取れる味わい深き色紙集です。
¥38,000
島崎藤村
千曲川旅情のうた