山折哲雄先生と森陶岳先生(3)
予告
特別展「森陶岳の世界」開催
2006年5月20日(土)・21日(日)
場所 豊池美術店1階 ギャラリー
時間 午前10時〜午後6時
山折先生は陶岳先生の工房で試作中の大甕を目の当たりにして、暫し沈黙なさっておられました。
「かつてはこのような大甕で酒や醤油を醸造し、また穀物などの食料、水の備蓄に使用されました。」と説明をうけました。
大甕の中に大量に壷、花入、徳利、水指が配置されて焼成されたと考えると陶岳先生の意見に興味深く耳を傾けていらっしゃいました。
お二人は、現在築窯中の新大窯の頂上に登りました。
陶岳先生から、今年の8月には完成させ、年内に作品を詰めないで空焚きをして大窯自体を焼き締めると云う計画を聞き、「今まで誰も見たことのない素晴らしいやきものが誕生することを心からご期待しています。」と話され京都への帰途につかれました。