山折哲雄先生と森陶岳先生(1)
予告 
特別展「森陶岳の世界」開催
2006年5月20日(土)・21日(日)
場所 豊池美術店1階 ギャラリー 
時間 午前10時〜午後6時
「煙突はないのですか?」「大窯は完全燃焼しますので特に煙突は設けていません。昔もそうだったと想います。」
この映像は大窯内部の頂上部分を発表した始めてのものです。
人を動かせる要因はいろいろとありますが、好奇心もその一つだと想います。
山折哲雄先生は寒風大窯の外形の大きさに驚き、次いで「中に入ってもよいですか?」とお聞きになりました。森陶岳先生が「はい。とうぞ、」とお答えになる、その言葉が終わるか終わらないうちに、53メートル大窯の内部の斜面を黙々と登って行かれました。
驚いたのは陶岳先生です。内部の様子を熟知していない始めてのお方が滑って、転んでお怪我でもなさったら大変です。
山折先生はついに大窯の頂上に当たる部分まで上られました。映像ではフラッシュをたいているので明るいですが、実際は真っ暗です。
大窯の闇の中でお二人の声が響きました。