岡山県三木記念賞とは、三木行治元岡山県知事が昭和39年にアジアのノーベル賞と称されるフィリピンのマグサイサイ賞を日本人として初めて受賞された折に、「この受賞は県民みんなの協力の賜物であり、三木個人が私すべきでなく、郷土の発展と公共奉仕の精神の醸成に役立てたい」として受賞賞金全額を県に寄付された事に発します。三木知事は、同年9月21日、急逝されました。
 岡山県では同氏の人間愛あふれる人柄と県政発展の功績を末長くたたえるため、寄付金に県民の浄財を加え、昭和40年に岡山県三木記念賞及び同助成金交付制度を創設し、文化、産業など地域社会の発展に貢献した方々を表彰しています。

森陶岳先生 岡山県三木記念賞受賞