森陶岳一門の初春
2006年1月4時午前10時から、森陶岳先生の寒風自宅茶室に一門が集い、一碗の濃茶を一味同心に味わいました。森陶岳先生に始まり、清水政幸、吉田浩一、渡辺聡、森千晃、末廣学、、森一洋、松井宏之、吉田多喜子と入門順に喫します。この儀式が毎年恒例の森陶岳一門の始まりです。
その昔、窯組で大窯を焚いていた時代に窯組の棟梁のもとに組内(くみうち)の人間が集いて新玉(あらたま)の年を寿ぎ(ことほぎ)、新たな門出を祈念しました。これと同じ精神がここには流れています。2006年はいよいよ90メートル新大窯を最終地点まで築き上げて、大窯自体を焼締める為に試験焼を実行します。世界中の陶芸ファンが注目する年となります。ご期待ください。