海揚り古備前 擂鉢

高さ11.9cm 口径31.2cm*34.5cm 底径15.0cm
¥870,000
備前焼を海路で搬送途中に難破して海底に沈み、後に引き揚げたられたものを「海揚り」と呼びます。
製品として出荷され、消費者の手に届く前に海中に沈み、永く眠っていた訳ですから400年以上未使用で制作時の状態を伝えています。

この「海揚り」の擂鉢は、その中でも著名な香川県直島沖で昭和15年に引き上げられた貴重なものです。

見込みには「大」の字の陶工の手印がくっきりと見えます。

森陶岳先生にご教示頂きましたところ、「筋目は竹箆を使用したのではなく、鯨の髭に依るものである」とのご意見です。この滑らかな曲線は硬い竹の箆では不可能です。先人の工夫の凄さと、森陶岳先生の研究の深さに感動しました。

10月20日森陶岳先生に海揚り古備前擂鉢をご覧頂きました